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ポートフォリオサイトをつくろう

記事公開日:2010年09月27日

ポートフォリオ 就転職活動のすすめ方

ポートフォリオサイトをつくることを最初の目標にしよう

Webデザイナーになるにはポートフォリオサイトをつくることを最初の目標にしよう。Webデザイナーの就転職活動で必須なのが作品(ポートフォリオ)である。これは経験者でも未経験者でも応募のときにURLを求められる。そこで用意したいのが自分の作品をまとめたポートフォリオサイトである。ポートフォリオサイトの構成は以下のとおりである。

  • プロフィール、連絡先
  • 作品
  • ブログ

これだけなので、一枚構成のサイトでも可能である。ブログははてなとかの外部のシステムでもよいが、できれば自分でWordPressやMovableTypeをインストールして自分でデザインしたテンプレートをつくるとよい。

経験者でも未経験者でも同じ土俵にたてる

ポートフォリオ上ではプロも未経験者も関係ない。質がすべてである。いま第一線で活躍しているウェブデザイナーやディレクターも大半が個人サイトから始まっている。ウェブデザイナーになるにはポートフォリオサイトをつくろう。

個人サイトからプロになるパターン

1999年頃の話である。当時個人のデザインサイトが盛んな時代だった。

「spfdesign」という制作会社を経営している鎌田貴史さんは、もともとspfというハンドル名で個人サイトをつくり自分のデザインを発表していた。たしか毎日デザインというサイトもやっていたと記憶している。

ロリポップというレンタルサーバーで有名なpaperboy&coの創業者の家入一真さんももともとは「mixdry」という個性的な個人サイトを公開していた。その後、氏はpaperboy&coの前身であるマダメ企画という会社を立ち上げ低価格のレンタルサーバー会社をたちあげる。おそらく個人サイトの経験から事業のヒントを思いついたのではないだろうか。

株式会社セカンドファクトリーという会社でデベロッパーをされている杉下高仁さんはもともと「black while」というFlashサイトを高校生のときにつくった。このサイトは有名サイトでFlashの実験サイトだった(筆者は杉下さんの技術記事をMdNでみてFlashを学んだ)。

当時でもっとも有名な個人サイトだと中村勇吾さんのmonocraftだろう。中村さんもこの個人サイトがきっかけでスカウトされ、建築事務所を辞めて、プロの道にはいってゆく。

こうやって名前を挙げてゆくときりがない。

当時はみんなアマチュアでサイトを作って、腕をみがいてプロになってゆく、つながりを得て業界にはいってゆくというのがひとつのプロのウェブデザイナーになるコースだった。これはいまも有効な道だと思う。例えば、個人でWebサービスをつくって、デザイナーやプログラマーになるきっかけになるだろう。

頑張っている人は勉強ブログをかこう

あるプロダクションの人事担当者はブログがあると書類選考が通りやすいといっていた。履歴書と職務経歴書だけだとその人の姿や強みがみえてこない。未経験、実績がない、乏しい人はブログを書くとよい。

例えば、Photoshopの本を勉強したら本のタイトルと勉強した内容をブログに残しておくとよい。そのとき、気づいた部分をメモしておく。パソコンの設定を変更したらそれもブログにメモしておこう。はまった部分やエラーもよいブログのネタだ。エラーがでて改善したらブログで書いておくことで、他の人にも役にたつ内容になる。役に立つ記事が増えると、アクセスが増えブログ運営のモチベーションがあがる。

また情報発信をすることで、他のブログ運営者や読者などの交流もできるだろう。

ポートフォリオサイトは忙しい担当者を配慮しよう

海外のポートフォリオサイトで多いパターンが一枚構成(シングルページ)のものだ。ぱっとみて、その人のプローフィール、作品が把握できる。

採用担当者は多くの応募者数を裁いているということを想像してほしい。多ければ100人以上の応募者が殺到する。担当者に数秒で強みが伝わる内容にしたければ、一枚構成のサイトをおすすめしたい。

ポートフォリオサイトの作品数は?

よく訊かれるのが作品数である。理想は3つは用意しておきたい。ただ、重要なのは質である。10ヶあってもどれも平凡であれば印象に残らない。逆に、良い作品が埋もれてしまう。なので、数は気にせず、自信作だけをのせよう。

作品はウェブサイトだけでなく、PHPで何かWebサービスをつくってもよい。WordPressやjQueryのプラグインでもよいだろう。それらの作品を成果物として一覧でみれるようにしておく。

PHP、JavaScriptならば、ソースコードを公開するとよい。ソースコードはGitHubで公開してもよいだろう。ウェブサイトのデザインであれば、それぞれデザインテイストの異なるものを見せるとデザイン力のアピールになる。

作品は丁寧に作りこんでほしい。応募した会社の作品より上のレベルを提出するのが理想である。応募はライバルとの戦いである。未経験者ほど時間と気合をいれてプロ顔負けの作品をつくりたい。

また、作品を紹介する時に注意したいのは、どこを担当したかを明確にかくことだ。デザイン、コーディングを担当したら、それをしっかり書いておきたい。これはとくにチームでやっきた経験者の方に注意したい。

ポートフォリオサイトのプロフィールの書き方

いままでの簡単な経歴(人によっては詳細な年表形式にする人もいる)や得意なものを書いておく。趣味、好きなもの、尊敬する人などを買いてもよいだろう。ブログがある人はブログへのリンクも張っておこう。

ドメイン、サーバーを用意してまずは公開

作ると決めたら、デザインの前に屋号を決めることである。次にやることはドメイン取得である。年間1000円ほどのコストである。Webサーバーはまずは安い共用サーバーでかまわない。サーバーは後で引っ越すことも可能だし。やがてアクセスが多いサイトを複数運営する場合は、VPSのようなサーバーに移そう。ドメインさえ固定であればサーバーは簡単に引っ越すことができ、URLもかわらない。ドメインとサーバーはそれぞれ別な業者にしておくのがおすすめである。

筆者は「さくらサーバー」のスタンダードプランを10年以上つかっている。

ドメインとサーバーを用意したら、まずしょぼいものでよいので公開しよう。作品がなくてもWordPressなどをいれてブログだけの公開でもかまわない。公開してからサイトをつくりこんでいくとモチベーションが続きやすい。



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