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Web制作におけるMacのメリット、デメリット

記事公開日:2016年09月07日

Webデザイナーになる準備

結論から書くと、Webエンジニア(フロントエンドエンジニア、サーバーサイドエンジニア)をやっている方だとMacは断然おすすめである。メリットがデメリットを大きく上回る。

メリット

ターミナルでUNIXコマンドがつかえる

Web制作の場合、最後はWebサーバーにデータを置いて公開される。Webサーバーを自分で構築・設定するときに黒い画面でコマンド入力で操作をする。WebサーバーはUNIX系のOSがほとんどなので、UNIXコマンドを入力してファイル操作をおこなう。

MacはUNIX系のOSなので、何も設定しなくてもターミナルというツールからUNIXコマンドが使える。自分のパソコンの操作だけでなく、Webサーバーへのログイン、操作も可能だ。ターミナルは万能ツールである。

Git、Node.js、Gulp、Browserifyなど最新のWebのフロントエンドの制作環境を整備するときも、このターミナル1本で環境整備・操作ができて導入がスムーズである。

製品デザインの美しさ

箱、本体、アクセサリーまでデザインの美しさは圧倒的である。こればかりは他社が追い付かないメリットだ。内部の見えない部分まで、美しく設計されている。製品本体もひとつの塊のようにつくられていて、外側からみたときに、つなぎ目、排気口が見えない。微調整された角アールも見逃せない。美しいものに触れる喜びがある。

ハード面・ソフト面の使いやすさ

Macのノートパソコンの場合、片手でフタをあけることができる。普通ではと思うかもしれないが、Windows機の場合、フタをあけるときは、片手で本体部分をおさえないと本体部分も持ち上がってしまう。Macだと本体部分をおさえる必要がない。これは地味だがすごい部分である。Macはこの見えない部分のこだわりが半端ない。

OSも複数のデスクトップを切り替える機能が便利である。これを使うと、実質広いデスクトップを使うことができ作業効率があがる。デスクトップだけを表示する機能もマウスを画面の隅にあわせることでできたりする機能も便利である。

さらにFinderも断然使いやすい。FinderはWindowsでいえばWindows Explorerに相当する。Macの場合、タブを新規に増やして、切りかえができるところは便利だ。FinderはOS X以前からあり、長い時間をかけて使いやすを改善させている。このタブ機能に慣れてしまうと、Windowsは使いにくい。

高品質書体の充実

書体はMacのメリットの一つ。Macに標準でインストールされる書体を普通に買うと、十数万以上の費用がかかる。ライノタイプ、ヒラギノなどの高品質書体が最初から入っていることは大きい。

Sketchが使える

海外のUIデザイナーはSketchという画面デザインのソフトを使っている。これはMac版しかない。Photoshop、Illustratorも最初はMac版しかなかったことを考えると、デザインの先端ツールはMacからというイメージがある。

デメリット

事務処理中心だとメリットは薄い

Web制作に限定するとデメリットはあまりない。あえて挙げると事務処理の部分が弱いくらいだ。営業、経理、総務だとWindowsの方が圧倒的に採用率が高いのが現実である。

特に会計ソフトの選択の幅は断然Windowsである。弥生会計など主要な会計ソフトはMac版が存在しない。ただし、会計処理をクラウドベースで行えば、Macでも可能だ。

OSの変化スピードが速い

WindowsだといまでもWindows10にあげないユーザーが多い。ユーザーだけでなく、OSの変化も保守的である。Windowsは古いバージョンのソフトが長く使えるという良さがある。Adobeだと古いバージョンがいまだに動く。

Macの場合、OSもアプリケーションソフトも最新バージョンを使うというのが前提になっていて、これに驚くWindowsユーザーが多い。

故障の修理費用が高い

修理代がWindowsより高い。修理もAppleの正規修理サービスを使うことが前提になる。特にノートパソコンを持ち歩く場合は、故障リスクが高いので「Apple Care」という保証サービスに加入することをおすすめする。そのため、初期投資代が高くなってしまう。

端末口の少なさは不便

筆者はMac Bookを使っているが、USB-Cがひとつしかないのは不便である。せめて普通のUSB端子がひとつでもあればなぁと思う。

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